エル・ティー・エスは底値圏、20年12月期大幅増収増益予想

株式市場 銘柄

 エル・ティー・エス<6560>(東マ)は、ビジネスプロセスマネジメントを通じて、顧客企業のビジネスを変革・成長させるサービスを展開している。20年12月期大幅増収増益予想である。収益拡大を期待したい。株価は地合い悪化で上場来安値を更新したが、高値から3分の1水準で底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。

■ビジネス変革・成長サービス

 ビジネスプロセスマネジメントを通じて、顧客企業のビジネスを変革・成長させるサービスを展開している。事業区分はプロフェッショナルサービス事業、プラットフォーム事業としている。

■20年12月期大幅増収増益予想

 20年12月期連結業績予想は、売上高が19年12月期比31.9%増の50億円、営業利益が30.0%増の4億円、経常利益が17.4%増の3億50百万円、純利益が19.0%増の2億40百万円としている。大幅増収増益予想である。両事業とも大幅伸長し、増収効果で人件費や外注費の増加を吸収する。収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は地合い悪化で上場来安値を更新したが、高値から3分の1水準で底値圏だろう。売り一巡して出直りを期待したい。3月17日の終値は1061円、時価総額は約44億円である。

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