インフォメーションクリエーティブの第2四半期売上は当初予想を下回るが、利益面は上回る

■一部案件の売上が第3四半期にずれ込み、研究開発費等が第3四半期、第4四半期にずれ込む

 8日引け後に発表されたインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQS)の第2四半期業績は、売上高は当初予想を下回ったものの、利益面では上回った。

 15年9月期第2四半期業績の売上高は前回予想を29百万円下回る34億19百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は43百万円上回る2億21百万円(同13.1%増)、経常利益は64百万円上回る2億53百万円(同20.3%増)、純利益は16百万円上回る1億34百万円(同80.8%増)と増収増益となった。

 売上高が前回予想を下回った要因は、一部案件が第3四半期に売上計上がずれ込んだことによる。
 利益面については、第2四半期に予定していた研究開発等の費用が第3四半期及び第4四半期にずれ込むことなどにより営業利益が前回予想を上回ることとなった。又、保険積立金の見直しを行ったことによる保険解約返戻金が発生したことなどにより経常利益が前回予想を上回った。最終利益につては、前述の理由と前期の現存損失が大幅に減少したことから、大幅増益となった。

 通期業績予想に対する進捗率は、売上高47.9%、営業利益54.6%、経常利益57.9%、純利益48.6%となっていることから、ほぼ計画通りのペースで推移していると思われる。

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