【株式市場】NY株の大幅高や日銀の追加緩和期待などで日経平均は一時433円高

株式

◆日経平均は1万9678円87銭(416円87銭高)、TOPIXは1436.86ポイント(15.57ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億463万株

 4月27日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウ大幅高3日続伸などを受け、TDK<6762>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)が大きく反発し、日経平均も149円高で始まった。その後ジリ高基調で上値を追い、補正予算の組み替え法案が国会に提出されたと伝わったことやなどが材料視され、11時過ぎには433円99銭高(1万9695円99銭)まで上昇した。午後、日銀の金融政策決定会合の結果が判明することへの期待もあった。

 米国で複数の州が経済活動を再開とされて日本郵船<9101>(東1)などの海運株が上げ、有機合成薬品<4531>(東1)は人工心肺装着時に使う新型コロナウイルス重症患者に必須の薬品の原薬増産が材料視されて2日連続ストップ高。DNAチップ研究所<2397>(東2)は3月決算と今期予想などが注目されて続伸。スペースマーケット<4487>(東マ)はオンラインのイベント支援サービスなどでストップ高。フロイント産業<6312>(JQS)は今期業績V字急回復やコロナ新薬製造機械などが材料視されストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億463万株、売買代金は8428億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は1439銘柄、値下がり銘柄数は636銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、海運、非鉄金属、電気機器、鉄鋼、ガラス・土石などが高い。(HC)

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