アスカネットが高値に接近、空中結像による非接触操作の問い合わせ増加

■新型コロナの影響などで業績予想を下方修正したが買い優勢

アスカネット<2438>(東マ)は5月25日、再び大きく上げ、10時30分にかけて9%高の1575円(133円高)まで上げて5月7日につけた年初来の高値1580円に迫っている。

 22日の取引終了後、新型コロナ感染拡大の影響と役員退職慰労引当金の計上などによる業績予想の修正を発表。「新型コロナ感染拡大に伴い、(中略)空中結像による非接触操作が注目を受け、問い合わせ件数は増加」などとしたことなどが注目されている。業績予想の修正は売上高、各利益とも下方修正となったが、株価は買い優勢となった。

 年初来の高値に進んだ5月7日は、小池東京都知事が同月5日の会見で「非接触型技術」に言及し、「こうした企業によるイノベーションも促進してまいります」(都庁のHPより)としたことなどが注目されてストップ高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る