ケイアイスター不動産が業界初の住宅ローン返済支援サービス「お住まいレス9(キュー)」のテレビCMを開始

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■新型コロナで住宅取得をためらう気持ち広がる中で安心の新サービスとして注目

ケイアイスター不動産<3465>(東1)は6月1日午前、業界初のサービスとして注目されている住宅ローン返済困難時の支援システム「お住まいレス9(キュー)」のテレビCMを同日から関東エリアの1都6県で開始すると発表した(CM15秒タイプはhttps://ki-group.co.jp/)。

 「お住まいレス9(キュー)」は、たとえば新型コロナウイルス流行による自宅待機などで住宅ローンの返済が困難になったときなどに、ローン返済の一助として、ひと月上限5万円、最大9ヵ月間、お見舞金を支給する支援サービス。同社の住宅を購入した顧客を対象に、5月7日に開始し、専用サイトを5月13日に開設した。

 テレビCMでは、実際に「お住まいレス9(キュー)」のサービスを契機として同社の物件を購入した女性の声などを紹介する。同時に、新型コロナによる経済的な不安から住宅取得をためらう人々に向けて、少しでも安心感をもって住まいを選んでもらえるように制作したという。
 こうした住宅ローン返済支援は、戸建住宅の不動産会社としては業界初の取り組みになる。昨今のコロナ禍では、住宅取得をあきらめたといったケースも聞かれる中で、「この危機を国民と一丸となって乗り切るべく、このような取り組みが重要と考え、実施を決定した」(同社)。

 なお、月5万円という支援額は、同社の住宅を購入した顧客の住宅ローン返済額の平均月額を参考にしたという。

■6月から新会社「KSキャリア」が人財コンサル事業を本格的に開始

 また、ケイアイスター不動産は、6月から不動産・建設業界が抱える人材・人財獲得の悩み解決などを支援する採用コンサルティング事業を本格的に開始しすると発表した。不動産・建設業界に関連する職種を対象に、3月10日に設立した新会社・KSキャリア株式会社(東京都千代田区)が悩み解決・サポートをメインに活動する。

■「働きがいのある会社」や「なでしこ銘柄」に選出された実績など活用

 同社は、世界60ヵ国以上で従業員意識調査などを行う国際調査機関「Great Place to Work」による「働きがいのある会社」ランキングに2019年まで4度選出されているほか、女性が働きやすく活躍している会社として、経産省・東証の「なでしこ銘柄」に2年連続採用された。こうした実績やノウハウを生かし、人材採用コンサルティング事業を本格的に開始する。

 新会社・KSキャリアでは、ケイアイスターグループに関わる人財の確保に留まらず、不動産業界全体を視野に入れ優秀な人財をコンスタントに提供できるように事業拡大を目指す。(HC)

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