安楽亭、価格最適化の新ランチ「超シンプルランチ」導入で日常需要を開拓

■必要品目に絞った構成で630円(税込693円)から、利用頻度向上を狙う

 安楽亭<7562>(東証スタンダード)は12月11日、全国店舗でランチメニューの新シリーズ「超シンプルランチ」を販売開始したと発表した。焼肉とごはんで満腹感を提供してきた従来ランチとは異なり、利用者から寄せられた「軽く食べたい」「価格を抑えたい」といった需要に応える企業施策として、必要な品目のみを組み合わせる構成としたことが特徴である。企業は生活者の外食ニーズ変化に対応し、価格競争力を高める狙いを示した。

 新シリーズは、ごはん、スープ、ミニサラダ(またはキムチ)に焼肉を組み合わせ、食材数を最適化することで価格を630円(税込693円)からに抑えた。ラインナップは鶏もも、トントロ、豚肩ロース、豚カルビ、ファミリーカルビの5種類で、いずれも80グラム設定とした。外食価格の高止まりが続く環境下で、同社は手頃さと選択肢の明確化により、既存顧客の利用頻度向上も視野に入れる。わかめスープのおかわり無料といった付帯サービスも利用しやすさを重視した設計である。

 同シリーズは「量は控えめで十分」「仕事の合間に短時間で済ませたい」といった日常シーンに対応し、毎日使えるランチの新定番を目指す。同社は今回の導入を通じ、消費者の多様な食事スタイルへの対応力を強化するとともに、外食市場での競争力向上を図る構えである。価格設定とメニュー構成の最適化により、企業としての提供価値を再整理し、持続的な顧客基盤確保につなげるとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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