【株式市場】主力株が切り返し日経平均は次第に戻して小高くTOPIXも持ち直す

株式

◆日経平均は2万3115円22銭(24円19銭高)、TOPIXは1627.35ポイント(1.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億8328万株

 6月10日(水)前場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)キヤノン<7751>(東1)が安く始まったものの次第に回復し、日経平均も152円安で始まったあと190円73銭安(2万2900円30銭)を下値に切り返し、11時20分にかけては59円96銭鷹(2万3150円99銭)まで上げた。前引け、TOPIXは小安いが日経平均は高く、進行市場指数もそろって高い。

ピーシーデポコーポ<7618>(東1)が月次動向など注目されてストップ高。日本エンタープライズ<4829>(東1)はオンライン診療用ITツールや豊洲市場の営業再開本格化などが材料視され出直り拡大。ムーンバット<8115>(東2)は夏日の日傘が材料視され一時ストップ高。Lib Work<1431>(東マ、福Q)は5月15日から6月23日まで実施中の自社株買いが注目し直されて一段高。テイツー<7610>(JQS)は第1四半期(3~5月)好調とされ再び急伸。

 東証1部の出来高概算は5億8328万株、売買代金は1兆377億円。1部上場2169銘柄のうち、値上がり銘柄数は960銘柄、値下がり銘柄数は1099銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種が値上がりし、サービス、化学、医薬品、精密機器、その他製品、非鉄金属、金属製品、などが高い。(HC)

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