【今日の言葉】大阪発IPOは出るか

『大阪発IPOは出るか』=大阪都構想に対し大阪市住民の賛否を問う住民投票が17日(日)行われ、わずか1万741票の差で大阪都構想は反対が決まった。1票でも多いほうが勝ちという民主的ルールだから大阪市は今後も存続されることになるが、大阪都構想に多くの市民が賛成したことも事実である。

その背景には経済等の地盤沈下がいわれる大阪市を元気にして欲しいという意味も含まれていたものと思われる。若い層は賛成が多かったようだが、高齢者が反対に回ったようだと分析されている。

「仮に、10年先に住民投票をやったとしたら賛成が多く構想は成立していたのではないか」といった見方や、「今の大阪では若い元気のいいベンチャー企業は育ち難いのではないかという印象を持った」といったマーケットの声が聞かれた。ベンチャー企業経営者的な雰囲気の橋下氏は政治家から去るという。大阪市から今後、IPO銘柄がマーケットにどれだけ登場するか注目されそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る