コーナン商事は自社株買いも好感されて連日上場来の高値を更新

■好決算発表に続く材料連打になり会社側のIR姿勢にも注目強まる

コーナン商事<7516>(東1)は7月15日、一段高で始まり、取引開始後に3940円(130円高)をつけて上場来の高値を連日更新した。14日の取引終了後に自己株式の取得(自社株買い)を発表。13日の好決算発表に続く材料連打になり、会社側のIR姿勢にも注目が集まっている。

 14日の取引終了後、上限230万株(自己株式を除く発行済株式総数の6.67%)の自己株式の取得(自社株買い)を発表。13日の第1四半期決算発表に続いて好感されている。この自社株買いは、14日終値3810円で、7月15日午前8時45分に東証ToSTNeT-3(自己株式立会外買付取引)に委託。取得総額(上限)は87.63億円。

 また、第1四半期連結決算(2020年3~5月)は、売上高が前年同期比29.5%増の1137.91億円、営業利益が同68.4%増の108.30億円となるなど、大幅な増収増益。とりわけ営業利益の通期予想額に対する進ちょく率は53%に達し、注目集中となった。(HC)

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