SBIホールディングスは三井住友FGとの戦略提携進展が注目され後場一段と強含む

■SBIネオモバイル証券と三井住友銀行がシームレスな口座連携など推進

SBIホールディングス<8473>(東1)は7月30日の後場寄り後、2274円(59円高)をつけ、一段と強含んでいる。同日午前、SMBCグループ(三井住友フィナンシャルグループ:三井住友FG<8316>東1)との資本・業務提携契約締結に関するお知らせを発表し、材料視された。

 発表によると、両社は、2020年4月28日に戦略的資本・業務提携に関して基本合意書を締結し、その実現に向けた検討を進めてきた。このたび、基本合意内容のうち「スマホ証券及び金融サービス仲介業における提携」について、SBI証券およびSBIネオモバイル証券と三井住友銀行との提携内容が具体化した。

 三井住友フィナンシャルグループはSBIネオモバイル証券の20%の株式を保有し、SBIネオモバイル証券と三井住友銀行は主に若年層に対してスマートフォンを通じて各種金融サービスを提供、シームレスな口座連携など、利便性向上に向けた取組みを行う。SBIネオモバイル証券は、Tポイント投資の拡大などを進め、「圧倒的No.1のスマホ証券」を目指す。(HC)

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