【注目銘柄】竹本容器は年初来高値に肉薄、2Q業績の上方修正を手掛かりにバリュー株買いが増勢

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竹本容器<4248>(東1)は、前日17日に18円高の955円と6営業日続伸して引け、1月6日につけた年初来高値976円に肉薄した。同社株は、今年7月28日に今2020年12月期第2四半期(2020年1月~6月期、2Q)累計業績の上方修正を発表し、期初の2ケタ減益予想が2ケタ増益転換と予想されたことを手掛かりにバリュー株買いが増勢となった。テクニカル的にも25日移動平均線が、75日移動平均線を上抜くゴールデンクロス(GC)を示現しており、年初来高値抜けから一段の上値チャレンジ期待を高めている。

■原油価格安などで期初の2ケタ減益予想が2ケタ増益転換

 同社の今期2Q累計業績は、売り上げを期初予想より3100万円下方修正したが、利益は営業利益を2億8900万円、経常利益を2億9900万円、純利益を1億9100万円それぞれ上方修正し、売り上げ74億1900万円(前年同期比5.4%減)、営業利益9億8900万円(同17.9%増)、経常利益9億9900万円(同16.3%増)、純利益6億7100万円(同18.9%増)とし、期初の減益予想が増益転換した。売り上げは、国内での新規案件獲得の増加や新型コロナウイルス感染予防の衛生関連の需要増があったが、インバウンド需要の減少や中国での事業停止の影響をカバーできず下ぶれた。利益は、原油価格安に伴い樹脂原料価格が低下し、中国政府による社会保険料の免除、設備投資先送りによる減価償却費の減少なども加わり2ケタ増益となった。

 今12月期通期業績は、新型コロナウイルス感染症の影響が不確かとして期初予想を据え置き、売り上げ155億円(前期比2.0%増)、営業利益16億円(同4.0%増)、経常利益16億円(同1.6%増)、純利益11億円(同5.4%増)と増益転換を見込んでいる。

■GC示現でPER10倍の修正に弾みをつけ2019年1月高値目指す

 株価は、今年1月の年初来高値976円からコロナショック安に巻き込まれて同安値496円まで大きく売られたが、今年4月の顧客と新規パッケージ製品を共同開発するTOGETHER LAB(東京都台東区)の開設でストップ高を交えて815円まで1段高し、さらに7月の2Q累計業績の上方修正で945円まで上値を伸ばし2段高し年初来高値に肉薄した。この間、25日線が75日線を上抜くGCを示現して上昇トレンド転換を鮮明化しており、PER10倍台修正のバリュー株買いで年初来高値抜けから昨年1月高値1608円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)

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