【株式市場】日経平均は後場一時221円安まで下押し5日ぶりに反落

株式

◆日経平均は2万3096円75銭(192円61銭安)、TOPIXは1609.82ポイント(13.56ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で8億1922万株

 8月17日(月)後場の東京株式市場は、朝発表のGDPを受けて個人消費への不透明感が言われ、前場堅調だったトヨタ自動車<7203>(東1)が取引開始後ほどなく軟調になり、高値を更新した任天堂<7974>(東1)もダレ模様。日経平均は176円安で始まり、13時過ぎに一時前場の安値を下回る220円83銭安(2万3068円53銭)まで下押す場面があった。その後130円安まで回復し、大引けは多少ダレて5日ぶりの反落となった。一方、東証マザーズ指数は小幅高となり3日続伸。

 後場は、エムアップHD<3661>(東1)が14日発表の四半期決算の大幅増益やお笑いコンビ「EXIT」初の生配信などが材料視され大引けまで買い気配のままストップ高。ワシントンホテル<4691>(東2)は13日発表の四半期決算に注目とされ連日急伸。データホライゾン<3628>(東マ)SEMITEC<6626>(JQS)は14日発表の6月決算、四半期決算に注目とされ大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で8億1922万株(前引けは4億731万株)、売買代金はまあまあで1兆5014億円。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は635(前引けは835)銘柄、値下がり銘柄数は1452(同1199)銘柄。

 また、東証33業種別指数は海運、空運、の2業種の値上がりにとどまった。(HC)

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