【株式市場】日経平均は後場一段と強含み3日ぶりに反発、主力株の一角が持ち直す

株式

◆日経平均は2万3110円61銭(59円53銭高)、TOPIXは1613.73ポイント(2.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億1533万株

 8月19日(水)後場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)が一段とジリ高基調になり、トヨタ自動車<7203>(東1)も一気に堅調転換し底堅く推移。日経平均は後場寄り後に前場の高値を上回り98円77銭高(2万3149円85銭)まで上げた。一方、ソニー<6758>(東1)は再びジリ安など重い銘柄もあり、日経平均は一進一退を続け、大引けは3日ぶりに反発した。

 後場は、テモナ<3985>(東1)が9月決算への期待などで一段高。アイモバイル<6535>(東1)はふるさと納税事業で類似するチェンジ<3962>(東1)の5日続伸先行高を受けて出遅れ感とされて一段高。クシム<2345>(東2)CAICA<2315>(JQS)グループ企業との製品連携が材料視されて中盤一段高。GNIグループ<2160>(東マ)は引き続き肝繊維症治療剤に関する発表が材料視され2日連続ストップ高。KeyHolder<4712>(JQS)はグループ事業のアイドル集団「SKE48」の須田亜香里が昨夜のテレビ番組で上京一人暮らしを実演し好感度アップとされて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は9億1533万株(前引けは4億4318万株)、売買代金は1兆6966億円(同8270億円)。1部上場2173銘柄のうち、値上がり銘柄数は1115(前引けは917)銘柄、値下がり銘柄数は954(同1107)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは17業種)が値上がりし、値上がり率上位は、不動産、その他金融、空運、ゴム製品、陸運、鉄鋼、情報/通信、証券/商品先物、小売り、保険、その他製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る