【銘柄フラッシュ】学習塾株が急伸し東洋電機製造は後場ストップ高

銘柄

 20日は、エアバッグ問題のタカタ<7312>(東1)が米国の運輸当局との間でリコールに合意と伝えられたため朝方12.1%安と急落し、その後も大引けまでほとんど10%安前後で売買交錯となった。一方、栄光ホールディングス<6053>(東2)は2位株主の増進会出版社(静岡県長泉町)グループによるTOB(株式公開買い付け)を材料にTOB価格1550円に向けて急伸し、26.5%高は300円高のストップ高。また、四国電力<9507>(東1)の伊方原発3号機が「審査合格」と伝えられ、東京電力<9501>(東1)が5.8%高、関西電力<9503>(東1)が2.1%高の高値更新など、電力株が一斉高。三井不動産<8801>(東1)が4.4%高となるなど、大手不動産株もこのところ値動きが静かだったとされて軒並み動意を強めた。

 進学会<9760>(東1)は上記・栄光ホールディングス(6053)の筆頭株主で、増進会出版社によるTOBに間接的に応募し全保有株を譲渡とされたため一時ストップ高となり12.0%高。業界再編の思惑で市進ホールディングス<4645>(JQS)も一時ストップ高となり大引けは12.6%高。

 東洋電機製造<6505>(東1)は午後、無線給電式インホイールモーターを東大などと共同開発と伝えられて急伸し18.3%ストップ高。エクストリーム<6033>(東マ)は20日付で前3月期決算の説明資料をアップしたことなどを好感する様子があり21.8%ストップ高となった。

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