【株式市場】日経平均は後場300円高前後で推移し大幅反発、マザーズ指数は2018年2月以来の高値

株式

◆日経平均は2万3312円14銭(282円24銭高)、TOPIXは1637.25ポイント(28.03ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で10億4647万株

 10月5日(月)後場の東京株式市場は、三井住友FG<8316>(東1)などの大手銀行株が前場上げたまま高水準で値を保ち、長期金利の上昇など材料視。日本製鉄<5401>(東1)などの鉄鋼株は13時半頃から一段高。ダイキン工業<6367>(東1)は業績予想の増額が好感されて一段高となり14時過ぎから急に調整。日経平均は307円高で始まり、大引けまで上げ幅300円前後で小動きのまま一進一退だったが前週末比で大幅反発となった。東証マザーズ指数は2018年2月以来の高値。

 後場は、ソフトバンクG<9984>(東1)が一段ジリ高となり、NY株やオプションのコールに投資したとされるためNY株高に連動しやすいとの見方で上げ拡大。サイオス<3744>(東2)10月1日付でグループ再編を実施し期待高。イオレ<2334>(東マ)は大学、専門学校の無登校オンライン授業の定着により無料通話アプリの利用拡大などとされて2日連続ストップ高。ディーエムソリューションズ<6549>(JQS)はECサイト構築支援など好調拡大とされて一段高。

 5日新規上場のダイレクトマーケティングミックス<7354>(東1)は後場伸びず終値は2532円(公開価格は2700円)。9時18分に2600円で初値がつき、高値は前場の2709円だった。

 東証1部の出来高概算は少な目で10億4647万株(前引けは5億2431万株)、売買代金は2兆712億円(同9935億円)。1部上場2178銘柄のうち、値上がり銘柄数は1905(前引けは1927)銘柄、値下がり銘柄数は226(同205)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種(前引けも32業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、鉱業、陸運、保険、不動産、海運、非鉄金属、などだった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る