マーチャント・バンカーズが中国・香港・ベトナムの富裕層向けに国内のマンション販売などで業務提携

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■日本の不動産には高い人気があり大阪を中心に展開

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東2)は10月5日の夕方、、中国や香港、日本で不動産販売を行う中港日友好發展有限公司(所在地:香港)と業務提携の上、中国・香港・ベトナムの富裕者層向けの投資用分譲マンションの開発並びに販売を行うことを同日付で決定し、業務提携契約を締結した。

 日本の不動産は、海外の投資家、とりわけアジア諸国から高い人気があるとされる。発表によると、足元は新型コロナウィルスの影響を受けているものの、依然、中国や香港の投資家の日本の不動産への投資については高いニーズがある。また、物件所有者の間では、新型コロナの影響を受け、売却ニーズが高まっている面もある。

■ベトナムの富裕層は今後一段と需要の拡大が見込める状況

 こうしたことから、中港日友好發展有限公司は、中国・香港、さらに、今後需要拡大の見込めるベトナムの富裕層向けに、大阪を中心に、マンションの開発・販売事業を強化することを志向している。

 中港日友好發展有限公司は、中国出身で、大阪で17年間事業を行ってきた星野和也氏が、株主として運営に携わる会社で、星野氏と旧知の陳秋蓮氏、並びに梁濤氏が取締役を担い、中国や香港の富裕層の投資ニーズに応じ、大阪のマンションやホテルを開発し、分譲販売を行ってきた。

 また、星野氏は、当社の第15回新株予約権5000個(50万株株分)を保有し、当社の企業価値向上に対して、強いインセンテイィブを持つ。当社が十分なメリットをとれるよう、今回の提携業務に取り組むという。(HC)

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