イワキが一時9%高、業績予想の修正を機に「佐倉工場」改めて注目される

■新規連結対象となり医療用医薬品事業の新戦略拠点に

 イワキ<8095>(東1)は10月12日、上値を追って始まり、取引開始後は9%高の570円(49円高)まで上げて大きく出直っている。

 9日の取引終了後に第3四半期決算を発表し、11月通期の連結業績予想について、今期から新規連結対象となった2社(スぺラファーマ株式会社、岩城製薬佐倉工場株式会社)にかかわる一過性の費用から営業、経常利益の見通しを減額修正したが、親会社株主に帰属する当期純利益は「負の暖簾代」などで増額修正した。

 岩城製薬佐倉工場(旧・鳥居薬品の佐倉工場)は、医療用医薬品事業を飛躍的に拡大させるキメ手とされており、四半期決算の発表と業績予想の修正を受けて改めて注目されている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る