【株式市場】NY株安などで日経平均は一時83円安だが第3次補正予算への期待などで持ち直す

株式

◆日経平均は2万3589円35銭(12円43銭安)、TOPIXは1640.69ポイント(8.41ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7892万株

 10月14日(水)前場の東京株式市場は、NY株式の5日ぶり反落などを受け、トヨタ自動車<7203>(東1)などが反落してスタート。日経平均も56円安で始まり10時20分にかけて82円97銭安(2万3518円81銭)まで軟化した。一方、東京エレクトロン<8035>(東1)などはジリ高。第3次補正予算による追加景気対策への期待もあり、日経平均は前引けにかけて次第に持ち直した。

 東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均は高く、アスカネット<2438>(東1)は回転ずし大手の非接触セルフレジ導入報道で連想買いとされ急伸。エヌ・ピー・シー<6255>(東マ)はエネルギー政策に関する経産相の発言報道などで急伸。アクセスGHD<7042>(JQS)は9月決算好調の見方でストップ高。

 東証1部の出来高概算は少な目で4億7892万株、売買代金は9307億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は613銘柄、値下がり銘柄数は1450銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種の値上がりにとどまり、情報/通信、小売り、精密機器、食料品、サービス、が高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る