住友金属鉱山は電池用ニッケル高など材料視され2018年以来の高値

■EV(電気自動車)用電池素材の関連株として人気強まる

住友金属鉱山<5713>(東1)は12月18日、一段と強含み、9時20分過ぎに4529円(111円高)まで上げて2日ぶりに2018年以来の高値を更新した。

 「金」関連株であるほか、国際的には銅、ニッケルに実績。18日は、「電池用ニッケル高値圏、中国で1年ぶり水準、EV向けに需要」(日本経済新聞12月18日付朝刊)と伝えられ、連想買いが波及したとの見方が出ている。

 このところは、政府や東京都が2030年代半ばまでにすべての新発売車をEV(電気自動車)とする方針を受け、EV用電池素材の関連株として注目され、ジリ高傾向を続けている。三井金属<5706>(東1)もほとんど同じトレンドを描いており、18日は、やはり18年以来の高値を更新している。(HC)

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