日本電波工が出直り強める、「5G」時代の水晶デバイス需要増に注目再燃

■日経平均構成銘柄など一服模様のためテーマ材料株が再動意

 日本電波工業<6779>(東1)は12月22日、反発の始まりとなり、取引開始後は5%高の673円(35円高)まで上げて12月16日につけた高値749円に向けて出直りを強めている。

 水晶デバイス(水晶振動子・水晶発振器)の大手で、「5G」の通信基地局はを整備するには、高速大容量の通信を確保するだけでなく、超低遅延通信を実現するために、小型基地局を多数設置する方式でエリアをカバーする必要があるとされ、需要の急拡大が期待されている。

 22日は句集株の全面安、NY株式の一時大幅安を受け、日経平均構成銘柄などの主力株が一服模様。このため株式市場の物色テーマに乗る材料性のある銘柄として注目が衰えないようだ。(HC)

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