蛇の目ミシンが出直り強める、新型コロナ変異種や医療現場の再ひっぱくを受けミシン需要増加など期待

■第2四半期はミシン販売の大幅増により製造コスト低下

蛇の目ミシン工業<6445>(東1)は12月23日、反発して始まり、9時30分にかけては837円(31円高)まで上げて出直りを強めている。新型コロナウイルスの変異種登場や医療現場の再度のひっぱくを受け、マスクや医療用衣料の生産に向けたミシンの需要増加に期待が再燃した。

 第2四半期の連結営業利益(2020年4~9月、累計)は前年同期の7.5倍に急増し23.7億円だったが、その一因として、新型コロナ流行を受けてマスクや医療用衣料の生産に向けたミシンの販売台数が大幅に増加し、製造コストの低下が進んだことがあった。

 11月27日に2018年以来の高値889円をつけ、これに向けて出直る形になっている。(HC)

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