加地テックがストップ高、信用取引規制の解除などで次世代エネ相場が再燃の見方

■「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」など注目される

 加地テック<6391>(東2)は1月5日、急伸し、10時前にストップ高の4995円(700円高)で値がつき、そのまま買い気配。10月10日以来、約4週間ぶりに2015年以来の高値を更新した。

 製品群に「燃料電池用高圧水素ガスコンプレッサ」などがあり、12月28日付で信用取引規制が解除されたため、温暖化ガス排出セロを目指す政府方針を手掛かりとした次世代エネルギー評価相場が再燃したとみられている。

 12月初から次世代電池関連株などとともに活況高となり、3000円台から12月10日には4870円まで上げた。この局面に続く二段上げ相場(騰勢第2波)が意識されているようだ。(HC)

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