【株式市場】日経平均は後場も上げ幅を広げ600円高で1990年8月以来の2万8000円台に進む

株式

◆日経平均は2万8139円03銭(648円90銭高)、TOPIXは1854.94ポイント(28.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増勢で13億8916万株

 1月8日(金)後場の東京株式市場は、引き続き米次期政権による追加の大型景気対策などに期待が強く、日経平均は13時にかけて500円高、14時半には600円高と上げ幅を拡大し、1990年8月以来の2万8000円台に進んだ。前場は一服だった日本製鉄<5401>(東1)が次第に回復して堅調転換し、トヨタ自<7203>(東1)ソニー<6758>(東1)は一段高となった。

 後場は、米景気再拡大への期待からキッコーマン<2801>(東1)ダイキン工業<6367>(東1)などが一段ジり高。ツインバード工業<6897>(東2)は13時に業績予想の増額など発表し一時一段高急伸。アンジェス<4563>(東マ)は投資顧問などのの三井住友DSアセットマネジメントが日々コメントで言及とされ14時過ぎから急伸。JTOWER<4485>(東マ)は建物内の携帯電波環境整備(不感知対策)などで最近導入実績開示が連発とされ一段ジリ高。

 東証1部の出来高概算は増勢で13億8916万株(前引けは6億5383万株)、売買代金は3兆1190億円(同1兆4522億円)。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は1725(前引けは1501)銘柄、値下がり銘柄数は384(同586)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、パルプ/紙、非鉄金属、電気機器、繊維製品、証券/商品先物、小売り、機械、その他製品、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■海外展開を加速  トリドールホールディングス<3397>(東証プライム)は3月25日、カナダ・バ…
  2. ■モビリティカンパニーへの変革を加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は3月22日、20…
  3. ■イネの生育を最大4倍に  シャープ<6753>(東証プライム)は3月21日、プラズマクラスター技…
2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■藤田観光など上方修正済み銘柄が狙い目、決算発表前に高値予約しておくのも有効  大型連休の好調な需…
  2. ■GW市場動向と投資家心理  『目出度さも 中くらいなり おらが春』と詠んだのは小林一茶である。季…
  3. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  4. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る