トレジャー・ファクトリーは5月売上速報値発表

IR企業情報

■既存店の売上が毎期前年同期比プラスで推移

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)の株価は、5月27日の株式分割後、1456円(6月1日)を底に、上昇局面にある。その様な状況で発表された5月の月次売上速報値が良かったことから、株価の反発は更に強まるものと予想される。

 5月は、生活家電、家具、衣料、服飾雑貨などが好調であったこともあり、既存店売上高は、前年同月比9.5%増と今期一番の成長率となった。

 同社は、首都圏を中心に、リサイクルショップの多店舗展開を行っている。取扱商品は、レディースファッション、メンズファッション、スポーツ・アウトドア、家具・インテリア、生活家電、家事家電、調理家電、デジタル家電、楽器、ホビー雑貨、ブランド・ラグジュアリーと多岐にわたっていることから、多様なニーズに対応していることが特長。

 業績は、既存店の売上が毎期前年同期比プラスで推移し、新規店舗の売上も加わることから、売上高は年々順調に拡大している。

 今期の月次売上速報値は、前年同月比ベースで3月11.8%増、4月18.3%増、5月17.6%増と順調に推移している。今期の最高益更新も期待できる。

 株価は、分割後の最安値1456円を底に、反発が始まっているが、6月8日に発表された5月の売上速報値が順調であることから、さらに勢いづくものと予想される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る