【株価診断】マクニカ富士は5連騰と年初来高値を更新!当面の上値目標は3分の2戻し

株価診断

■最高純益更新を手掛かりに割安株買いが増勢

 マクニカ・富士エレホールディングス<3132>(東1)は、53円高(2.1%高)の2490円まで上げて5連騰し、年初来高値を更新している。今2022年3月期の予想純利益が、続伸して4期ぶりに過去最高を更新することを手掛かりに割安株買いが増勢となっている。

■2600円台回復を意識

 株価は、昨年11月の前期通期業績の上方修正で2145円まで270円高し、前期第3四半期の好業績でも2378円と上値を追い、今年4月30日の前期業績の2回目の上方修正に今期業績の連続増益予想が続いて年初来高値2490円まで買い進まれた。足元では同高値水準で上昇スピードをやや落としたが、PERは11倍台、PBRは1.08倍と割安である。上場来高値3325円からその後の安値1149円への調整幅の半値戻しを達成したここからは、相場アノマリー通りに「全値戻し」を目指すが、当面の上値目標としては3分の2戻しの2600円台回復が意識されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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