マルマエの月次受注残高(5月)は前年同月比70.3%増加し引き続き大幅に拡大

6264 マルマエ<6264>(東1)

■半導体分野は61%増加し、FPD分野は82%増加

 マルマエ<6264>(東1)が6月18日の15時に発表した5月の月次受注残高は、半導体分野、FPD分野とも前回発表に続き前年同月比で大幅な増加を続け、全体では前月比1.7%増、前年同月比70.3%増の1538百万円となった。

 半導体分野は、受注と検収共に順調であったことから、前月比では1.2%減少したものの、前年同月比では61.3%増の979百万円となり、引き続き昨年対比で大幅な増加を続けた。

 FPD分野は先月に続き受注が高水準を維持し、前月比では3.6%増加し、前年同月比では82.1%増の531百万円と大幅な増加を続けた。

 その他分野は、自社製自動化設備への受注があったことから前月比233.5%増加し、前年同月比では557.6%増の27百万円となった。

 今後の見通しとして、半導体分野では、特にロジック向けの拡大が市場をけん引する状況にあり、同社においては、受注残の内容から第4四半期以降は検収の一段高が見込まれることから、受注残としては多少の山谷は想定されるが、概ね好調に推移すると予想している。FPD分野では、市場環境が回復傾向にあり、同社においても従来顧客に加え新規顧客からの受注効果も出始めており、しばらくは好調な受注が予想される、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る