【株式市場】ワクチン接種停滞感など言われ日経平均は一時202円安まで下げ軟調に推移

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万8611円03銭(172円25銭安)、TOPIXは1948.41ポイント(7.90ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なく3億9696万株

 7月5日(月)前場の東京株式市場は、自動車株、半導体関連株が高安混在となり、前週末のNY株が3指数そろって最高値に進んだ割に反応薄。一方、業績予想の増額が相次いだ日本郵船<9101>(東1)などの海運株は堅調で、高島屋<8233>(東1)などの百貨店株は月次動向が好感されて堅調。ただ、日経平均は新型コロナワクチン接種の停滞感や円高などを受けて重く、10時にかけて202円22銭安(2万8581円08銭)まで下押し、前引けも下げ幅170円台だった。

 KIスター不動産<3465>(東1)が日曜日のTV番組登場など材料視されて不動産株指数の上げを牽引。ミタチ産<3321>(東1)は5月決算と今期予想が好感されて活況高。ヨネックス<7906>(東2)はテニス、バドミントン用品好調などが言われて一段高。上場7日目の日本電解<5759>(東マ)は連日高値。大阪油化<4124>(JQS)は半導体製造や新薬開発にかかわる精密蒸留の受託拡大などが言われて一段高。

 東証1部の出来高概算は少なく3億9696万株、売買代金は8720億円。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は870銘柄、値下がり銘柄数は1182銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が上げ、海運、空運、不動産、非鉄金属、その他製品、サービス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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