ツクルバはマネーフォワードとの提携など好感され後場急伸

■共同で居住用不動産の流通にかかわる新サービス

 ツクルバ<2978>(東マ)は7月9日の後場急伸し、一時ストップ高の1008円(150円高)まで上げて2日ぶりに1000円台を回復。マネーフォワード<3994>(東1)との提携が好感され、7月7日につけた年初来の高値1059円に向けて急激な反発となっている。マネーフォワードも高い。

 9日昼、マネーフォワードとの業務提携を発表し、住宅などを「資産」の観点で居住用不動産を管理し、必要なときにスムーズに売却につなげられるように、新たに不動産所有者向けサービスの企画開発を行うとした。このサービスは2022年内に開始するという。

 マネーフォワードは、お金の見える化サービス「マネーフォワードME」を1200万人超(2021年4月時点)のユーザーに展開する。また、ツクルバが展開する中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」は、27万人超(2021年6月末時点)のユーザーが登録している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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