スター・マイカHDは発行株数の11.6%に達する自己株式の消却など好感され朝高の後も堅調、一時2ヵ月ぶりに700円台を回復

銘柄フラッシュ

■224万株を「3日後」に消却、スピード感に注目する様子も

 スター・マイカ・ホールディングス(スター・マイカHD)<2975>(東証プライム)は8月26日、大きく出直る相場となり、朝方に6%高の1725円(99円高)まで上げて今年6月30日以来の700円台を回復、後場は1658円(32円高)で始まった。25日15時30分、発行済み株式総数の11.6%に達する224万株の自己株式の消却を発表し、好感されている。消却予定日は2022年8月31日(水)。取引日ベースで3日後のこととあって、スピード感に注目する様子もある。

 業績は好調で、第2四半期連結決算(2021年12月~22年5月・累計)は、前年同期比で売上高が27.6%増加し、営業利益は68.7%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は78.3%増加した。12月通期の業績予想は据え置いたが、営業利益は第2四半期までで通期予想の67%を確保したため、上振れ観測が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る