アイリッジグループのQoilは競合商品ユーザーを狙い撃ちした「スナイパー店頭サンプリング」を提供開始

■ドゥ・ハウスと連携し、販促・ブランドスイッチを支援

 アイリッジ<3917>(東マ)の連結子会社でマーケティングに関するコミュニケーションデザイン事業を展開するQoil(東京都目黒区)は、ドゥ・ハウス(東京都港区)と連携し、競合商品ユーザーを狙い撃ちした店頭サンプリングが実施できる「スナイパー店頭サンプリング」を7月16日から提供を開始した。

 新型コロナウイルス感染症の影響から街頭やイベントでのサンプリングが難しくなっている。企業としては競合商品のユーザーにサンプリングしたいというニーズがあるものの、従来の街頭やイベント、店頭でのサンプリングではターゲティングに限界があり、コミュニケーション手法としても物的にも、大きなロスが生じる課題があった。

 そこで、Qoilではドゥ・ハウスと連携し、ドゥ・ハウスが運営する商品お試しサイト「テンタメ」を通じて“競合商品を購入した人”だけを絞り込み、店頭サンプリングを行う仕組みを提供するとした。

 「スナイパー店頭サンプリング」は、ブランドスイッチを促進するクリエイティブ制作と、競合商品ユーザーへの店頭サンプリングがセットになったサンプリングパッケージである。商品お試しサイト「テンタメ」および提携メディアに登録する3000万人以上の会員に向け、ブランド理解とブランドスイッチを促す専用クリエイティブを掲載の上、商品を試してみたい人を募集し、応募時のアンケートで競合商品ユーザーを絞り込む。サンプリング対象者に選ばれたユーザーは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの店頭で対象商品を購入し、商品を試した後にレシート画像と簡単なアンケートに回答して投稿すると、購入代金の最大100%のテンタメポイントがもらえる仕組みである。対象となる商品カテゴリーは化粧品、飲料水、菓子、文具、日用品、健康食品など、スーパー・コンビニ・ドラッグストアで展開されているほぼ全てのカテゴリーを網羅しており、効率よく最大限のブランドスイッチが狙える。

 Qoilでは、コロナ禍でDXが加速し生活者の行動変容が進む中、今後もクリエイティブやプロモーション手法を企画・提案し、一般消費財・日用品メーカーの販促・売上増に寄与するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る