パイプドビッツは横浜銀行の「セミナー予約管理システム」を「スパイラル」で構築

■セミナーの申込受付から定員管理、キャンセル処理までを完全自動化

 パイプドHD<3919>(東1)グループのパイプドビッツは、横浜銀行に「セミナー予約管理システム」を提供し、セミナー開催に係る運営業務を自動化したインタビュー記事を、2021年8月27日に公開したと発表。同システムはローコード開発プラットフォーム「スパイラル」を基盤に構築している。

■導入の経緯

 創立100周年を迎えた横浜銀行は、神奈川・東京を中心に207店舗を持つ首都圏型の地方銀行。多様化・高度化する顧客の金融ニーズに応えるため、資産運用セミナーや介護入門セミナー、M&Aセミナーなど、個人・法人向けに多岐に渡るセミナーを開催している。一方、申込状況の確認や受付締切、キャンセル処理などを手作業で行っていたため、開催日が近づいたことを知らせるリマインドメールやキャンセル待ちの方への連絡メールの送信など、システム化されていればごく当たり前の顧客対応がなかなか実現できない状況だった。

 セミナー担当者の業務負荷を軽減し、顧客の利便性向上を図るべく、セミナー運営業務を自動化するWebアプリケーションが必要と考え、その基盤に「スパイラル」が採用した。

■導入効果

(1)セミナーの受付からキャンセル待ち予約までを自動化

 セミナー予約管理システムを導入したことで、セミナーの申込やキャンセル手続き、キャンセル待ちの予約などをすべて自動化でき、手放し運用が可能になった。事前に開催情報や枠数を設定しておけば、申込に応じて自動で受付や締切が行えるため、これまで手作業で行っていた申込状況の確認や受付締切、キャンセル待ちの方への連絡などが不要になり、セミナー運営に係る負担が軽減できた。

(2)セミナー告知開始までのリードタイムを2週間から1日に短縮

 これまで外部のWeb制作会社に依頼していたセミナー告知ページの公開作業を内製化できたことで、セミナー告知開始までのリードタイムを2週間から1日に短縮でき、より早く集客を開始できるようになった。

(3)200人近い参加者へのフォローアップが容易に

 参加者情報は、豊富な配信機能を持つ「スパイラル」で一元管理されるため、例えば「セミナー開催3日前の午後6時」など、設定したタイミングに合わせてリマインドメールを参加者に自動で配信することができる。対面セミナーからWebセミナーに移行したことで、平均20人程度だった参加者が200人に上る場合でも、以前は業務負荷の関係でできていなかった参加者へのフォローメールを容易に配信できるようになった。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る