【この一冊】“働かないアリ”が社会の存続に必要な理由。今の時代に1番読みたい科学書が復刊!

■ひろゆき氏(『1%の努力』著者)、推薦!

 インプレスホールディングス<9479>(東1)で山岳・自然分野のメディア事業を手がける山と溪谷社は、ヤマケイ文庫『働かないアリに意義がある』を8月30日に発刊した。

 アリの巣を観察すると、いつも働いているアリがいる一方でほとんど働かないアリもいる。働かないアリが存在するのはなぜなのか?ムシの社会で行われる協力、裏切り、出し抜き、悲喜こもごも――。コロニーと呼ばれる集団をつくり階層社会を営む「真社会性生物」の驚きの生態を、進化生物学者がヒトの社会にたとえながらわかりやすく、深く、面白く語る。

 「今、役に立つものだけに投資しろ、と言う声はよく聞かれますが、それは滅亡への一本道です。40億年を生き抜いてきた生物たちが、効率より存続を優先しているということが、無駄の重要性をなにより物語ります。無駄こそ人間の証なり。」(「著者あとがき」より)。

【内容】

●序章 ヒトの社会、ムシの社会
 「とかくこの世はすみにくい」/個体は社会から逃げられない/厄介者扱いされるオス/齟齬が生み出すユニークさ/ムシの社会を覗いてみれば

●第1章 7割のアリは休んでる
 アリは本当に働き者なのか/ハチの8の字ダンス/働かないことの意味/なぜ上司がいなくてうまく回るのか/アリに「職人」はないない/お馬鹿さんがいたほうが成功する/兵隊アリは戦わない

●第2章 働かないアリはなぜ存在するのか
 よく働くアリ、働かないアリ/怠け者は仕事の量で変身する/「2:8の法則」は本当か/遺伝で決まる腰の軽さ/ハチやアリにも過労死が/みんなが疲れると社会はまわらない

●第3章 なんで他人のために働くの?
 子を生まない働きアリの謎/わが子より妹がかわいくなる4分の3仮説/弟はいらない/美しすぎる理論のワナ/ヒトの滅私奉公/生き残るのは群か?血縁か?

●第4章 自分がよければ
 社会が回ると裏切り者が出る/本当に働かない裏切りアリ/他人の力を利用しろ/究極の利他主義、クローン生殖/最初にやった仕事が好き

●第5章 「群れ」か「個」か、それが問題だ
 庭のネコの生物学的見分け方/なぜ群れるのか/なぜ群れないのか/不完全な群体を超えて

●終章 その進化はなんのため?
 食べ始めたとき、進化した/自然選択説の限界/神への長い道/説明できないという誠実さ/いつも永遠の夏じゃなく

【書誌データ】

・書名:働かないアリに意義がある
・著者:長谷川英祐
・発売日:2021年8月30日
・定価:935円(本体850円+税10%)
・判型:文庫判並製
(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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