中京医薬品は新型コロナ抗原・抗体検査キットに注目集まり後場急動意

■大規模自治体が児童や園児らの検査に着手する動きのため注目再燃

 中京医薬品<4558>(JQS)は8月30日の後場、13時過ぎから急動意となり、13%高の332円(37円高)まで上げる場面を見せて大きく出直っている。同日付で、「新型コロナウイルス抗原・中和抗体検査キット発売のご案内」を発表しており、大規模自治体がワクチン接種の対象年齢に満たない児童らを対象に抗原検査を広げる動きが出ている事と合わせて買い材料視されているようだ。

 9月1日に「新型コロナウイルス抗原検査キット(コロナリサーチG)」と「新型コロナウイルス中和抗体検査キット(コロナリサーチT)」の2つの検査キットを発売すると発表した。また、神奈川県は「8月補正案385億円、児童らに抗原検査キット」(日本経済新聞8月28日付朝刊・地方経済面)と伝えられ、幼稚園や保育園、小学校などを通じて抗原検査キットを配布するとされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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