【株式市場】日経平均は一時3万円台を回復、新内閣への期待に加えコロナ感染者減も注目される

東京証券取引所

◆日経平均は2万9894円92銭(235円03銭高)、TOPIXは2059.95ポイント(18.73ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3277万株

 9月7日(火)前場の東京株式市場は、引き続き新内閣への期待が強い上、新型コロナ新規感染者数が東京都で千人を割ったことなどが好感され、主力株が軒並み高く始まり、トヨタ自<7203>(東1)は朝寄り後まもなく8月13日以来の1万円台を回復。日経平均は224円高で寄ったあと3万円台に乗り、午前9時30分にかけて388円34銭高(3万48円23銭)まで上げた。その後は鉄鋼、海運株がダレ模様になり、半導体株も伸び悩み傾向。日経平均は前引けまで上げ幅200円台で推移した。

 帝通工<6763>(東1)が業績一段上振れ観測などで一段高。任天堂<7974>(東1)は日経平均225種採用など好感されて一段と出直り、同じく村田製<6981>(東1)は一段高。オーナンバ<5816>(東2)は業績上振れ観測などで一段高。アスカネット<2438>(東マ)は四半期決算発表など好感されて出直り拡大。グラフィコ<4930>(JQS)は業績一段拡大予想などで出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は6億3277万株、売買代金は1兆7446億円。1部上場2189銘柄のうち、値上がり銘柄数は1324銘柄、値下がり銘柄数は741銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、倉庫運輸、空運、陸運、情報通信、水産農林、小売り、化学、石油石炭、電気機器、建設、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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