ホンダは日本での自動運転モビリティサービス事業実現に向け技術実証を9月中に開始

■2022年には栃木県宇都宮市・芳賀町で公道実証を実施

 ホンダ<7267>(東1)は8日、GMクルーズホールディングスLLC(クルーズ)、ゼネラルモーターズ(GM)と共同で展開予定の日本での自動運転モビリティサービス事業に向け、自動運転技術に関する技術実証を、2021年9月中に開始すると発表した。

 自動運転モビリティサービスの技術実証は、栃木県宇都宮市・芳賀町で実施する。まず、自動運転車両がより安全に走行するための準備として、地図作成車両を用いた高精度地図の作成を行う。高精度地図の準備が整い次第、自動運転車両「クルーズAV」による公道走行を通じて、日本の交通環境や関連法令などに合わせた自動運転技術を開発・検証する。

 技術実証においては、ホンダとクルーズが共同で開発作業に取り組むとともに、栃木県のHonda施設内に実証拠点を新設し、推進していく。

 将来的にはクルーズ、GM、Hondaの3社が共同開発している自動運転モビリティサービス事業専用車両である「クルーズ・オリジン」を活用した自動運転モビリティサービス事業の日本国内での展開を目指しており、その事業運営は、ホンダの日本におけるモビリティサービス事業運営子会社であるホンダモビリティソリューションズ株式会社が担う予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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