次世代の曲がる太陽電池で基地局を運用する実証実験始まる、KDDIなど3社がカーボンニュートラルに向けた取り組みを推進

 KDDI<9433>(東証プライム)、KDDI総合研究所、エネコートテクノロジーズの3社は、曲がる太陽電池を活用した「サステナブル基地局」の実証実験を2024年2月から群馬県で開始すると発表した。曲がる太陽電池は、ペロブスカイト型とCIGS型の2種類で、電柱型基地局のポールに巻き付けることで、敷地面積が少ない基地局でも太陽光発電が可能になるという。ペロブスカイト型太陽電池で商用基地局を運用する実証実験は国内初である。

 KDDIは、基地局の省電力化やカーボンニュートラルの実現に向けて、様々な取り組みを行っている。2023年6月からは、太陽光パネルを活用した「サステナブル基地局」を運用開始したほか、10通信局舎の購入電力をカーボンフリープランに切り替えた。基地局に関連する電力使用量はKDDI全体の約5割を占めており、CO2排出量の削減に大きく貢献すると期待される。

 同実証実験では、曲がる太陽電池の発電効率や設置方法を検証するほか、ペロブスカイト型とCIGS型の比較も行う。曲がる太陽電池による発電で不足している電力は、カーボンフリープランの電力を活用することで、24時間365日CO2排出量実質ゼロを実現する。3社は今後も、ペロブスカイト型太陽電池の技術を基地局に活用することで、「サステナブル基地局」の拡大やカーボンニュートラルの取り組みを加速していくとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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