【株式市場】主力株中心に上げ一服だが新規上場3銘柄は好スタート

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万846円13銭(21円90銭安)、TOPIXは1676.02ポイント(3.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億517万株

チャート11 25日前場の東京株式市場は、NY株式の178ドル安などが手控え要因になり、ソニー<6758>(東1)は高いがトヨタ自動車<7203>(東1)は軟調など主力株に方向感がなく、日経平均は朝方に109円43銭安(2万758円60銭)まで反落する場面があった。昨日、2000年のITバブル期の高値を更新して1996年以来約18年ぶりの水準を回復した達成感もあったようだ。ただ、このところ休養状態だった任天堂<7974>(東1)エーザイ<4523>(東1)などが強く、前引けは21円90銭安(2万846円13銭)と回復した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も小幅反落となった。

 さが美<8201>(東1)などの着物・和装関連株が軒並み反発し、ラオックス<8202>(東2)が高値を更新などインバウンド消費関連株の一角も高く、政府のIT社会基盤強化などでテラスカイ<3915>(東マ)なども高い。

 本日は新規上場銘柄が3銘柄登場。東証1部に直接上場となったメニコン<7780>(東1)はコンタクトレンズの先駆企業で、公開価格1700円に対し11時15分に74%高の2950円で初値がつき、高値は2999円、前引けは2750円。

 冨士ダイス<6167>(東2)は超硬耐摩耗工具の大手で、公開価格530円に対し10時36分に51%高の800円で初値がつき、高値は839円、前引けは734円。

 ファンデリー<3137>(東マ)は健康食品の宅配などを展開し、前場は買い気配のまま初値がつかず、公開価格765円に対し1311円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は10億517万株、売買代金は1兆1558億円。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は565銘柄、値下がり銘柄数は1168銘柄。

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