シャノンは再び出直り拡大、大株主の保有割合増加が思惑招く、業績上振れ期待も浮上

■4月まで10位株主だった引字圭祐氏が2位か3位に

 シャノン<3976>(東マ)は9月9日、9%高の1613円(134円高)まで上げた後も1600円前後で推移し、再び出直りながら一段高となっている。8日午後、大株主の異動(保有割合増加)を発表したため思惑買いが流入しているとの見方があるほか、9月1日にはキャンセル料などの営業外収益を発表しており、業績上振れ期待が出ている。

 9月8日午後、大株主の異動を発表し、引字圭祐氏(宮崎県宮崎市)が2021年4月末現在の4万6400株(議決権数464個、議決権割合1.58%、第10位)から9月7日現在で29万4300株(議決権数2943個、同10.04%)を保有しているとした。株主順位は2位か3位になるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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