【株式市場】日経平均は一時984円安、世界的な半導体株安など影響、資源エネ株は高い

◆日経平均は2万7658円31銭(786円58銭安)、TOPIXは1939.29ポイント(34.63ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加気味となり7億8253万株

 10月5日(火曜)前場の東京株式市場は、欧州の半導体大手の業績動向を巡る不透明感やNY株の大幅安を受け、東京エレク<8035>(東1)などが急落して始まり、日経平均は午前10時半過ぎに984円46銭安(2万7460円29銭)まで急落する場面があった。中で、INPEX(国際石油開発帝石)<1605>(東1)は原油高と新内閣の資源安保政策が材料視されて一段高。東京電力HD<9501>(東1)なども高い。日経平均は前引けにかけて200円ほど回復した。

 日経平均に影響度の大きいファーストリテ<9983>(東1)が月次動向の鈍化などで7%安。一方、エスプール<2471>(東1)は第3四半期決算の2ケタ増益とPBO事業の新会社設立が好感されて大きく反発。T&G・ニーズ<4331>(東1)や東京會舘<9701>(東2)、精養軒<9734>(JQS)は「宣言」解除の恩恵が大とされ一段高。かんなん丸<7585>(JQS)はまたもやストップ高。バーチャレクスHD<6193>(東マ)は業績予想の増額が好感され急伸。

 東証1部の出来高概算は増加気味となり7億8253万株、売買代金は1兆8412億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は224銘柄、値下がり銘柄数は1914銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした指数は、鉱業、石油石炭、電力ガス、の3業種のみにとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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