「ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏、二酸化炭素の温暖化影響を予測」と伝えられ、株式市場関係者からは「脱炭素」新エネ関連株に注目の声

■地球温暖化の影響予測モデルを世界に先駆けて発表、日本が模範示す義務?も

 10月5日19時、NHKニュースが「ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 二酸化炭素の温暖化影響を予測」と伝えた。

 報道によると、真鍋淑郎氏(90)は、大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを世界に先駆けて発表した、プリンストン大学の上級研究員でアメリカ国籍を取得している。日本人がノーベル賞を受賞するのは、アメリカ国籍を取得した人を含めて28人目で、物理学賞では12人目になるという。

 株式市場では、ノーベル賞の研究を支援した企業や成果を事業化した企業などの「ノーベル賞関連株」が例年、人気化するケースがある。関係者からは、「二酸化炭素による地球温暖化の影響を日本人の先生が最初に発見したのだから、『脱炭素』『新エネルギー開発』などへの取組は日本の社会と日系企業が率先して実現する義務があるのではないか」といった声があり、『脱炭素』『再生エネルギー』『新エネルギー開発』などの関連株に注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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