【株式市場】日経平均は後場一段安だが内需系の材料株などは高い

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の終値は2万109円95銭(596円20銭安)、TOPIXは1624.82ポイント(42.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は25億3827万株

チャート14 29日後場の東京株式市場は、引き続きギリシャの債務不履行懸念などが気にされ、日経平均は14時20分頃に612円99銭安(2万93円16銭)まで下げる場面があった。3日続落。ただ、ソニー<6758>(東1)などは朝方を安値に持ち直したまま底堅く、大引けにかけては持ち直した。

 秀英予備校<4678>(東1)クスリのアオキ<3398>(東1)など海外情勢の影響が相対的に低い銘柄には強い銘柄が少なくなく、整体マッサージ院などのアトラ<6029>(東マ)は上場来高値を更新し、ラクオリア創薬<4579>(JQG)は特許などが引き続き材料視されて連日ストップ高。

 本日上場となったナガオカ<6239>(JQS)は石油プラント関連装置や水処理関連装置などを手がけ、買い気配でスタート。10時16分に公開価格1600円に対し2250円で初値がつき、高値は前場の2268円、安値は後場の1950円、終値も1950円となった。

 東証1部の出来高概算は25億3827万株(前引けは13億6673万株)、売買代金は2兆6573億円(同1兆2929億円)。1部上場1887銘柄のうち、値上がり銘柄数は56(同102)銘柄、値下がり銘柄数は1821(同1757)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、石油・石炭、鉱業、電力・ガス、陸運、小売り、空運、繊維製品、情報・通信、などだった。

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