【株式市場】日経平均、293円安と続落、半導体安と円高が重荷に

■米株高の流れ続かず、オラクル急落で半導体関連が軟調

 12月11日、日経平均株価の前引けは293円91銭安の5万0308円89銭となり続落した。前場は米国株高を背景に買いが先行し、TOPIXは取引時間中の最高値を更新したものの、米オラクル株の時間外急落を受けた半導体関連株の下落や円高進行が重荷となり、指数はマイナス圏に転じた。東証プライムの売買代金は2兆5640億円、出来高は9億9786万株となった。

 市場全体では値下がり銘柄が全体の約8割に達し、1284銘柄が下落した。業種別では33業種中27業種が軟調で、情報・通信、その他製品、電気・ガス、精密機器などが下落した。一方、卸売業や証券・商品、パルプ・紙、海運など6業種は上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を0.25%引き下げ3.50―3.75%としたが、戻り待ちの売りが優勢となる展開だった。

 個別では、値上がり率上位に、ベステラ<1433>(東証プライム)やTOPPANホールディングス<7911>(東証プライム)、テクセンドフォトマスク<429A>(東証プライム)などが並んだ。一方で、ANYCOLOR<5032>(東証プライム)、ジャパンディスプレイ<6740>(東証プライム)、メガチップス<6875>(東証プライム)、ソフトバンクグループ<9984>(東証プライム)などが下落率上位となった。出来高では、ジャパンディスプレイ<6740>(東証プライム)が最多となり、NTT<9432>(東証プライム)、東京電力ホールディングス<9501>(東証プライム)などが続いた。市場では円高と半導体株の重さが引き続き警戒材料として意識された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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