アルフレッサHDは出直り強める、業績予想は下方修正だが大規模な自社株買いなど好感

■発行株数の5%に相当する1100万株を上限とする自社株買いを発表

 アルフレッサ ホールディングス(アルフレッサHD)<2784>(東1)は11月5日、出直りを強めて始まり、取引開始後は7%高に迫る1705円(105円高)まで上げて9月28日以来の1700円台に復帰している。4日15時30分に第2四半期決算と通期業績予想の修正、自己株式の取得(自社株買い)を発表。業績予想は下方修正だったが、自社株買いの規模(上限)が発行済株式総数の5%に相当する1100万株とあって好感買いが優勢のようだ。

 自社株買いは、取得株数1100万株(自己株式を除く発行済株式総数の5.20%)、取得総額150億円を上限として、2021年11月5日から22年3月24日まで実施する。

 第2四半期の連結営業利益(2021年4~9月・累計)は91.17億円(前年同期は115.35億円)だった。3月通期の予想営業利益は5月に公表した予想を22.6%下方修正し219億円の見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る