【株式市場】日経平均は後場一時893円安まで下押し大幅反落、下げ幅は今年4番目

東京証券取引所

◆日経平均は2万8751円62銭(747円66銭安)、TOPIXは1984.98ポイント(40.71ポイント安)、出来高概算(東証1部)は13億23万株

■コロナ対策株は逆行高

 11月26日(金)後場の東京株式市場は、ソニーG<6758>(東1)や東京エレク<8035>(東1)が一段安で始まり、株価指数連動型でまとまった売りが出て始まったとの見方。引き続き新変種の新型コロナウイルスが警戒視され、日経平均は799円安で始まり13時過ぎには893円67銭安(2万8605円61銭)まで下押した。前引けにかけては持ち直したが大幅反落。ただ、今年の下げ幅トップは2月26日の1202円安があり、4番目の下げ幅にとどまった。

 後場は、ライドオンEXHD<6082>(東1)がテイクアウトやデリバリーの再人気化期待などで一段ジリ高となり、マスクの川本産<3604>(東2)や重松製<7980>(JQS)が一段高の場面を見せて活況高。FRONTEO<2158>(東マ)はライフサイエンスAIに関する提携など好感されストップ高で売買をこなし急伸。

 東証1部の出来高概算は13億23万株(前引けは6億769万株)、売買代金は2兆9993億円(同1兆3740億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は152(前引けは161)銘柄、値下がり銘柄数は1992(同1976)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全33業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種を探すと、電力ガス、食料品、水産農林、パルプ紙、ガラス土石、石油石炭、小売り、銀行、精密機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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