ENEOSホールディングスは英国の石油・天然ガス企業の売却など好感される

■「オミクロン」への懸念あるが脱炭素・循環型社会に向け改革

 ENEOSホールディングス<5020>(東1)は11月29日の前場、取引開始後の3%安(13.9円安の421.8円)を下値に切り返し、午前11時過ぎには1%安(5.8円安の429.9円)まで持ち直して底堅い相場になった。新型コロナの変異種「オミクロン」発生による経済活動・エネルギー消費減退などへの懸念はあったが、脱炭素・循環型社会に向けた英国の石油・天然ガス企業の売却などが好感されている。

26日の18時30分、イギリスにおける石油・天然ガスその他鉱物資源の探鉱、開発及び採取や鉱業権の調査取得、売買及び貸借等を行うJXNEPUK社(英国、Nippon Exploration and Production (U.K.) Limited)の全株式売却を発表し、既存資産の価値最大化、選択と集中によるポートフォリオの見直しを実行しており、今回の売却はポートフォリオ戦略の一環になるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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