内田洋行とウチダエスコがストップ高、内田洋行によるTOBに買い集中

■ウチダエスコの完全子会社化めざす、TOB価格は1株4130円

 内田洋行<8057>(東1)は12月6日、大幅に反発し、取引開始から30分ほど経過した午前9時30分にかけて15%高の5330円(700円高)まで上げ、本日のストップ高に達した。3日17時、連結子会社ウチダエスコ<4699>(JQS)へのTOB(株式公開買付)、完全子会社化などを発表し、注目集中となった。

 ウチダエスコも急伸し、こちらは買い気配のままストップ高に達している。TOB価格は1株4130円、期間は2021年12月6日から22年1月24日。発表によると、少子化の急速な進展や労働人口の急激な減少などが見込まれる中で、両社が同一の経営計画をもとに、密接な関係性を構築し、一体となって迅速かつ柔軟な経営判断を可能とすることが両社の持続的成長を実現し、更なる企業価値の向上を追求できるものと考えている、とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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