プレサンスコーポがストップ高買い気配、オープンハウスによるTOBに賛同の意、買い一色

■TOB価格は1株2390円、すでに筆頭株主、完全子会社めざす

 プレサンスコーポレーション<3254>(東証スタンダード)は1月14日、買い気配のままストップ高の2357円(400円高、20%高)に達し、午前11時にかけてもまだ始値がつかないまま急伸相場となっている。前取引日・10日の夕方、オープンハウスG(オープンハウスグループ)<3288>(東証プライム)がプレサンスコーポ株式に対する公開買付(TOB)を発表。プレサンスコーポも賛同の意見表明を発表し、買い一色となった。TOB価格は1株2390円。完全子会社を目的とする。TOB成立後、プレサンスコーポ株式は上場廃止になる見込み。オープンハウスGの株価も高い。

 プレサンスコーポの1位株主はオープンハウスGで、オープンハウスGは戸建て住宅事業に加えてマンション志向の強い単身者、2人世帯を対象としたマンションの開発・分譲にも取り組んでいる。中期計画に基づき、この分野の許可・拡大も進めると見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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