資生堂が堅調、中国・テンセント(騰訊)との戦略的パートナーシップ締結に注目集まる

■世界中の中国人消費者に新たなサービスを提供などと発表

 資生堂<4911>(東1)は12月21日、6652円(144円高)まで上げた後も堅調に推移し、昨20日に割り込んだ6600円台を早速回復している。21日付で、中国・テンセント(騰訊)とグローバル戦略的パートナーシップを締結と発表し、注目されている。

 発表によると、同社グループの資生堂(中国)投資有限公司を通じて、12月21日に中国のテクノロジー大手Tencent(騰訊:テンセント、中国深圳市)と、3年間のグローバル戦略的パートナーシップを締結した。これにより、D2C(Direct to Consumer)モデルの構築と、ソーシャルメディア(SNS)とEコマース(EC)を掛け合わせて商品の販売促進を行うソーシャルコマースを強化し、世界中の中国人消費者に新たなサービスを提供していく。また、本提携で得たノウハウを資生堂グループ全体で活用し、当社のデジタルトランスフォーメーションの加速とデジタル能力開発の強化により、グローバルでの成長に貢献していく、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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