【株式市場】日経平均は44円高、後場は出来高低調だったが大引け持ち直す

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万8562円21銭(44円62銭高)、TOPIXは1971.51ポイント(1.72ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で8億7492万株

 12月22日(水)後場の東京株式市場は、INPEX<1605>(東1)や日本航空<9201>(東1)が一段強含む相場となった一方、半導体関連株は上げ一服模様となり、自動車株も上値が重い印象となった。日経平均は9円高で始まり一進一退となり、14時過ぎからは軟調に推移したが、大引けにかけては中外製薬<4519>(東1)などが一段強含んだことなどを受けて堅調転換し小幅続伸となった。

 22日は6銘柄が新規上場となり、初値が公開価格を上回った銘柄は網屋<4258>(東マ)、サクシード<9256>(東マ)。一方、THECOO<4255>(東マ)、サインド<4256>(東マ)、Finatextホールディングス<4419>(東マ)、リニューアブル・ジャパン<9522>(東マ)の初値は公開価格を下回った。

 後場は、FPG<7148>(東1)が大口案件の受注など材料視され一段高。スーパーバッグ<3945>(東2)はネット通販やテイクアウト増加による紙袋の需要増などが言われて一段高。Amazia<4424>(東2)は株価1000円を割り込んで割負け感があるとされマンガアプリ回復期待などで反発。カルナバイオS<4572>(JQG)は一段ジリ高となり大日本住友薬<4506>(東1)との共同研究など買い材料視。

 東証1部の出来高概算は少な目で8億7492万株(前引けは4億3175万株)、売買代金は1兆9894億円(前引けは9744億円)。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は1147(前引けは1213)銘柄、値下がり銘柄数は911(同849)銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種(前引けも16業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、鉱業、ゴム製品、その他金融、証券商品先物、電機機器、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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