ハイデイ日高が出直り強める、通期業績予想の修正など好感

銘柄フラッシュ

■営業利益は赤字が小幅拡大、経常益は黒字幅が大きく拡大へ

 ハイデ日高<7611>(東1)は12月30日、出直りを強めて始まり、取引開始後は4%高の1743円(71円高)まで上げて今年10月6日以来の1700円台に進んでいる。29日の15時、第3四半期決算と2月通期業績予想の修正を発表。通期の予想連結経常利益は従来予想の2倍の27億円としたことなどが好感されている。

 第3四半期の連結売上高(2021年3~11月・累計)は前年同期比18.7%減の184.93億円となり、営業利益は30.95億円の赤字だった。一方、営業外で時短営業協力金があり、経常利益は11.70億円の黒字だった。

 2月通期の予想連結売上高は従来予想を10.0%引き下げ、営業利益も赤字が同3億円拡大し31億円の見込みとしたが、既存店売上高の回復や、テイクアウト・デリバリーサービスの事前予約システム拡充、QRコード決済・クレジットカード決済などによる非接触型決済サービスの拡充などが注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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